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【断酒の方法】お酒をキッパリやめるための考え方/禁酒に失敗してきた人間の断酒成功術

【断酒の方法】お酒をキッパリやめるための考え方/禁酒に失敗してきた人間の断酒成功術

電子書籍および紙の本として販売しておりましたオリジナル断酒書籍、『お酒をキッパリやめるための考え方』を無料公開することにしました!

運営していたネットショップが2019年に閉店し、上記書籍の販売もできなくなってしまったため、試験的にではありますがここで無料公開することにしました。ウェブ上では読みにくいかもしれませんが、一人でも多くの方の断酒の参考になれば幸いです。

 

* * *
ここから本編
* * *

 

目次

お酒をキッパリやめるための考え方

断言します!!!
何度も記憶をなくすほど飲んでしまう人に
「適度に飲む」なんて無理なんです。
100か0しかありません。 きっぱり断酒して後悔のない人生をおくりませんか?

 

この記事について

20代中頃から異常に酒の量がふえ、30歳以降1日も欠かさず毎日2リットルはストロングゼロやハ イボール飲んでいました。しかし、2017年の春、キッパリとお酒をやめることができました。そん な僕の体験談をベースに、お酒をきっぱりやめるための方法をまとめることにしました。
あくまで僕個人の経験を通してのマニュアルなので「絶対にやめられる!」とは言い切れません。た だ、「考え方次第でお酒をやめることはできる」とは言えます。結局は本人のマインド次第な部分が大 きいわけですが、一人でも多くの人の​「お酒をやめたい」​という悩みの解決のチカラになれればと思 い、まとめました。
なお、冗長にならないよう​1時間程度で読める内容にまとめた短めの本​になっています。一気読みをオススメします。
※この本を読み、どのような影響があっても作者は責任を負いません。
※断酒を保証するものではありません。最終的にはあなた次第です。

 

注意事項

ここに書いたことを理解した上で、「やめよう」と決意し、それでもやっぱりお酒をやめることができ ない場合、完全な(重度の)アルコール依存症かもしれません。ここにある情報を​「どこにでもある情 報だ。役に立たない」​と感じる場合も同様です。なぜなら、お酒に限らず、何か好きなことをやめるた めの考え方は普遍的な部分が大きいからです。そういう普遍的な情報を「ありきたりだ」と感じる時点 で、​高依存状態の可能性​があります。
重度の依存症というのは、マインドがどうとか一人でどうにかなるものではありません。​すでに脳など に障害がある場合だってあります。ですから、そういう場合は悩まずにすぐに病院などしかるべきに場 所に行くべきです。取り返しのつかないことになる前に、行動しましょう。

 

はじめに

この本をご覧いただき、ありがとうございます。まずは簡単な自己紹介から。山口県出身の昭和58年 生まれ。この原稿を書いている今、35歳で大阪在住(妻と息子2人の4人暮らし)です。高校卒業とと もに就職し、その後フリーターになり、再就職のあと2011年にフリーランスとして独立しました。
お酒に飲まれ続けた20代後半〜30代前半でしたが、​2017年3月にきっぱりとお酒をやめまし た​。それまで何度も禁酒や節酒にチャレンジしても3日と続かなかった僕が、いとも簡単に1年以上やめることができています。(この原稿執筆は2018年7月末頃)

※2020年2月 追記→その後も断酒は続いており、もうすぐ丸々3年になります

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クラス1番のデブだった

ちょっと話がそれますが、僕は小学生のころ、クラスで一番のデブでいじめられたりしていました。そのことがコンプレックスで、思春期のころからダイエットマニアに。何度か太ったり痩せたりを繰り返しましたが、ここ数年はかなり安定してスリムな体型を保っています。
※変動も大きかったんですが、お酒をきっぱりやめたらかなり太りにくくなりました

「なぜダイエットの話をしたの?」と思うかもしれません。
実はダイエットマニアの僕にとって、ダイエットと禁酒・断酒は同じ仕組みだと思っているんです。ダ イエットの場合、「●●だけダイエット!」みたいなブームがよく起こります。リンゴだけ食べよう、と か。でもそれでうまくいく人はほとんどいませんし、一時的に上手くいっても高確率でリバウンドしま す。これは断酒でも同じこと。

たとえば「ノンアルコールで置き換え断酒!」みたいな方法があるとします。確かに数日はそれでうま
くいきます。でも、時間が経つと再びお酒に手が出ます。そして、断酒にチャレンジする前より酒量が
増えるんですね。まさにリバウンド状態です。

 

依存を断ち切るにはマインドを変える

ダイエットも断酒も、”技”で乗り越えることはできません。置き換えダイエットや置き換え断酒という 小手先の技では解決できないんです​。なぜなら、食べ過ぎも飲み過ぎも​結局は”心”の問題​だからなんで す。甘いものがやめられれない、アルコールがやめられない、これはどちらも脳みそが依存状態になる わけです。心身が依存状態なのに、技でごまかしてもクリアできるわけありません。しかも、その置き 換え食材などを一生飲み続けるなんてできるんでしょうか?
さあ、ではどうやってお酒をやめるのか?

 

嫌いではなく“無関心”

それは、お酒について冷静に見つめ直し、“無関心”になるのです。嫌い、ではなく無関心です。ファッ ションに興味がない人はどんな新作が出ようが、どんなトレンドだろうが、気になりませんよね。それ に対し「嫌い」という人は「嫌い」を確認するため興味を持ってる状態なんです。お酒に対しても、
「お酒なんて嫌いだ!!ノンアルコールで十分だ!」

なんて言ってるうちは、そのうちに
「もうお酒嫌い。だからその嫌いを確かめてみよう」
なんて言いながら一口お酒を飲み、「まずい!やっぱ嫌いだ」といい、数日もしないうちに再び飲み始
めます。(嘘みたいですが本当です)

 

嫌よ嫌よも好きのうち

お酒のことを嫌いになろうとしている状態は、まるで未練を残したまま別れた恋人を思うようなもので す。​嫌い嫌いと思っているうちは好きなんです​。だから再会してちょっと優しくされると、ころっと心 変わりします。でも、完全に嫌いになり、その先の無関心状態に入ると、視界にすら入りません。この 本ではそんな「お酒への無関心状態」をめざし、心と身体に変化をもたらせるように作っています。

1 心=メンタルやマインド(お酒に対する考え方) 2 身体=行動や環境

お酒に対する心と身体の反応や姿勢を矯正することで、お酒を無理なくやめることができます。これら はすべて僕自身が実践した手法で、僕の友人もやめることができました。​絶対やめられる!とは言い切 れませんが、実際に成果は出ています。​最終的にはあなた自身が変化できるかどうかにかかっていま す。つまり、「結局はメンタルやマインド次第」としか言えません。
お酒のない生活は本当に大げさではなく「生まれ変わった」と言えるほど素晴らしいものです​。一人で も多くの方にそういうポジティブな変化を体験してもらえれば幸いです。

 

第一章 お酒に飲み込まれていく日々

 

僕とお酒

まずは僕のお酒遍歴をご紹介します。
20歳ごろの僕はカルピスチューハイ1杯しか飲めないようなウブな若者でした。しかし25歳あたり から仕事上の付き合いも増え、非常に飲酒量が増加。(カッコつけたかったのもあり)夜中のクラブで テキーラを何杯も一気飲みして酩酊。始発の電車で爆睡し、折り返し運転で(なかもず〜千里中央を) 3時間くらい往復し続けたり、映画を見ながらワインを2本くらい空けたり…
※ワインは嫌いだったのに、ゴッドファーザーを観たら「ワインかっこいい」とカンタンに気変わり し、ハマりました 笑

 

休肝日のない日々

独立から1年経ったころには本当にお酒の量が増え、家では500mlのストロングやハイボール濃いめ を3本は飲んでいました​。しかも、毎日。文字通り、1日も休まず飲酒。休肝日なんてありません。
そ し て さ ら に 年 数 が 経 つ と 、 ​ と き ど き 仕 事 中 も 飲 む よ う に な っ て い ま し た 。​ 厳 密 に は 「 仕 事 ヤ ル 気 し な い!」と、仕事を投げ出し平日の昼間からコンビニで缶チューハイを買っては飲んでました。

 

4リットルのお酒を買い置きし4週間でなくなる日々

そしてお酒をやめる直前の1年間は、缶チューハイを買うお金や手間すら面倒になり、4リットル入り のでっかい焼酎をAmazonで買い置きする始末。焼酎を炭酸水で割る、焼酎ハイボールを手作りして毎 晩かなりの量を飲んでいました。

 

月4回は飲み会

お酒の量がかなり増えたころ、3人程度の飲み会に月4回は参加していました(飲み会がない日は家か
居酒屋で一人飲み)。お酒好きな友達も多く、いろんな店をハシゴしたり、僕の事務所にお酒を持ち
寄って映画を観ながら鍋をつついたり。どれも楽しい飲み会だったんですが、正直に申し上げると、ほ
とんど覚えてません。
しょっちゅう記憶がなくなるように… なぜなら、お酒の量が多すぎてみんながみんな
「こないだの飲み会、楽しかったね〜。​けどあんま覚えてないわ​」
という状態だったんです。僕も例外ではなく、記憶がしょっちゅうなくなってました。特にお酒をやめ
る前の3年間くらいは本当にひどく、月2回は記憶が飛ぶ始末(一人飲みで記憶が飛ぶことすらありま
した)。その頃には飲み友達も固定化され、毎回同じメンバーで飲み、お互い記憶をなくすんです。だ
から毎回同じような話ばかり。そして、酒量がとにかく多いメンバーだったので、最後の方は安い飲み

放題の店でばかり飲んでいました。(飲み会の参加前にコンビニに寄り、ストロング缶を飲むルーティ
ン)
ん〜、実にヒドイ飲み方です。

 

子育ての合間に飲酒…

僕は長男が生まれる直前に独立しました。つまり、​僕の酒量が非常に増えた時期に子供が生まれたんで す​。僕は料理や家事がわりと好きなので子供の面倒をみたり、一緒によく遊んだり料理を作ったりして ました。そういう意味ではわりといい父親かな、と思う面もあるんですが、お酒だけはやめられません でした。
その結果、長男が2歳ごろには平日はしょっちゅう午前様という有様で、妻に迷惑ばかりかけていまし た。その埋め合わせのように土日は子供と遊ぶんですが、土曜日は二日酔いで機嫌が悪く、日曜日も ぐったり。​ひどいときはベビーカーを押しながら酒を飲むようなことすらありました​。今考えたら本当 に最悪です…。
このように、お酒の量が増えるにしたがって悪い影響がどんどん出てきていました。妻は文句を言わず
に支えてくれていましたが、「このままではやばい」という気持ちが日々募るようになったんです。

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記憶喪失、短気、下痢…

これまでも何度となくお酒をやめよう、減らそうとしてきました。しかし、そのたびに失敗し、結果的 にどんどんお酒の量も度数もキツくなるばかり。​記憶がなくなる頻度も高くなり、怒りっぽくなってい る自分に気が付きました​。
お酒を飲むと勢いよくお金を使ってしまいますよね。それで、無駄な買い物をしてしまったり、散財し
てしまい、セルフマネジメントもグダグダ。フリーランスとしての活動も危うい状態になってきまし
た。
さらに、毎日下痢に悩んでいました。もともと胃腸は強いほうなんですが、お酒の量が増えるに従い、
下痢の回数も増え、しまいには漏らしたことすらあります。(全漏らしではなく、一割程度の脱糞)
もう一つ言うと、おしっこを漏らしたこともあります。こちらは100パーセント出し切っての失禁で す。このあたりの汚い話は割愛しますが、まあいろいろありました……。このようなひどい状態が重な り、毎日が自己嫌悪。そしてそれを紛らわすように酒を飲む。
そんな日々が続く中、ふと祖母のことを思い出しました。

 

痴呆症で息子すらわからなくなった祖母

父方の祖母は90歳くらいまで生きたんですが、最後の数年は完全に痴呆症で、息子(父)のことすら
「おたくは誰だったかね?」
という始末。そしてなぜか毎日毎日、泥棒に怯えていました。家のものが盗まれる、と。そんな祖母を
母が面倒を見ていたので、ボケた状態の祖母が家によくいました。当然、孫の僕のこともわかりませ
ん。(当時中学生)
そんなある日、家の廊下に黒いものが落ちていました。なんだろうとよく見ると…祖母の糞でした。あ まりに驚いたんですが、どうやらボケてぼーっとしながらトイレに向かう途中、漏らしたようでした。
息子や孫の名前も忘れ、廊下でうんこを漏らし、毎日泥棒が来るという妄想に怯える祖母。
そんな祖母のことを思い出し、急に怖くなりました。

「毎日お酒を飲み、しょっちゅう記憶をなくす僕の脳みそは大丈夫なんだろうか?このままこんな生活 を続けていると、若年性の痴呆症やアルツハイマーになり、子供や妻のことすらわからない状態になる んじゃないか?少なくとも頭がおかしくなり、家族や友人を傷つけるんじゃないか…」
ここから僕の​“お酒との戦い”​が始まりました。当時33歳。

 

第二章 自分、そしてお酒と向き合う
– マインドセットを変え人生を変える –

 

己を知り、敵を知れば百戦危うからず

「このままお酒を飲み続けると脳みそが壊れるんじゃないか?」
そんな恐怖に直面した僕は、お酒について、そして自分自身の依存状態について向き合うことにしまし
た。そのときの経験をベースに、ここからはお酒についていろんな切り口で解説していきます。
※この本を読んでる人は「お酒を飲みすぎて悩んでいる人」だと思います。ですので、「お酒を飲みす
ぎるとどうなるか?」という前提で書いています。

 

お酒のメリット・デメリット

まずはお酒のメリットとデメリットについて考えてみましょう。よく言われるものとして
1 適量飲めば身体にいい。
2 ストレス発散になる。
3 お酒があればコミュニケーションが円滑に。
大きくはこの3つでしょうか。それぞれ考えていきましょう。

 

お酒は百薬の長?

「適量であればお酒は心や身体にいい」
というような喧伝がありますよね。これはまあ、確かにそうだろうな、とも思います。血行が良くなっ
たり、気分がリフレッシュしたり。しかし、この本をここまで読んでくれてるあなた、
「適量で済むなら悩まねえわ!!!!」
って思いませんか?僕自身、お酒を飲みすぎることを後悔しつつも、
「百薬の長っていうし、適量を飲めるように頑張ろう」
なんていう、(お酒の量なんて調整できるはずもない人間にとっての)幻想を抱いていました。

 

飲み過ぎで悩む人に「適量」なんて無理

声を大にして言いたいんですが、​今この本を読んでくれてるような、そのくらい悩んでる人にとって、 適度にお酒を飲むなんて不可能​です。諦めてください。僕もあなたも、言うなれば​大きな穴の空いたバ ケツみたいな人間​なんです。普通の人がビール1杯を飲んで
「は〜美味しかった」
と、心のバケツが満たされ終わるところ、僕らの心のバケツは穴が空いてますから
「は〜、うまいわ〜。もう1杯!ハイボール、濃いめで!!」
と、エンドレスで続きます。ザルを通り超え、穴の空いたバケツなんです。

 

ゼロにするしかない

ちょっと飲む、節酒するなんて考えをもっても無駄。ただでさえガバガバなのに、お酒を少し飲むと もっと気持ちがゆるくなり、止まらなくなります。だから、ゼロにするしかないんです。​お酒の飲み過 ぎをやめるなら、断酒しかない​んです。

 

アルコールで脳が萎縮し、認知障害のリスク要因に

以下はオックスフォード大学とロンドン大学の研究チームが発表した内容の引用・抜粋です。

研究ではまず、飲酒量が多いと、脳内で海馬委縮を発症するリスクが高まることに着目。海馬 萎縮は、記憶や空間認知に影響をおよぼす可能性がある。解析した結果、過去30年間のアル コールの摂取量が増えるごとに、海馬の萎縮リスクが上昇していた。海馬の萎縮リスクは、アル コールを飲まないグループと比べて、週30ドリンク以上の多量飲酒のグループで5.8倍と もっとも高かった。また、週14〜21ドリンクの適量飲酒のグループでも、海馬の萎縮リスク は3.4倍と高かった。「アルコールの摂取は認知障害のリスク要因となります。アルコール摂 取量をコントロールすれば、認知障害を予防できる可能性がありますが、長い人生を考えると従 来の一次予防的な介入では遅すぎるおそれがあります」と、研究者は述べている。
出典:健康情報研究所​(http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2017/006667.php)

 

ご覧の通り、記憶や空間認知に影響を及ぼす可能性があると言われています。​お酒を飲み過ぎ、何度も 記憶を飛ばしたことのある人であれば、想像がつくのではないでしょうか?

 

アルコール認知症という病気がある

以下も引用・抜粋になりますがご一読ください。

・アルコール性認知症とは アルコール性認知症とは、アルコールを多量に飲み続けた事により、脳梗塞などの脳血管障害 や、ビタミンB1欠乏による栄養障害などを起こし、その結果起こるとされている認知症です。
・記憶障害、見当識障害、作話などが起こります
物忘れなどの記憶障害、周りの状況が理解出来なくなる見当識障害などが起こりやすくなりま

す。ついさっきの事も覚えられず、今何時であるかとか、ここがどこかなどがわかりません。ま
た作話なども記憶障害から起こります。
・アルコール依存症と同じ様な症状
歩行が不安定になります。歩く時は何かにつかまらないと歩けなくなる場合もあります。またう
つのように意欲がなくなり、好きなテレビ番組であっても見ないで寝てばかりになる事も。逆に
興奮しやすく攻撃的で暴力がみられたり、幻覚が見えたりする場合もあります。
行動に抑制が効かなくなり、欲しいと思うと盗ってしまったり、他人の食べ物などでも食べてし
まうなど、思うままに行動してしまうなどの問題行動もみられます。
・症状を見逃さないで早めの受診を アルツハイマー型のように徐々に悪化する物忘れではなく、急に酷い状態で現れる場合もあり、 アルコールをいつも多量に飲んでいるのなら、認知症を疑って早く受診をしましょう。症状が重 くなってからでは改善が難しくなります。
出典:認知症ねっと​(https://info.ninchisho.net/type/t60)

 

自制がきかないほどに酒を飲んでしまう場合、アルコールが脳に悪影響を与え、将来的に取り返しのつ かないダメージを及ぼす可能性は非常に高いわけです。というか、すでに自制できない時点でダメージ を受けている可能性もあります。冷静に考えれば当然のような気もしますが、「自分だけは大丈夫!」 なんて思っていませんか?​病気に「自分だけは大丈夫」なんてありません​。
結果には原因があるんです。病気という結果に対し、お酒の飲み過ぎという原因が伴うわけです。

 

お酒を飲みすぎる人はイライラしている

今日は飲まないでおこう、と思うのに飲んでしまう。これは依存症の入り口と言えます。自分で制御が できず、しかも大量に飲んでしまう人というのはお酒を身体が欲しています。ですから、​お酒が抜けて いる状態だとイライラしたり、不安になったりするんです​。(アルコールによる脳への影響もあり余計 にイライラが増します)
そして、お酒を飲むことでそのイライラを解消させ、不安感が消えます。だからお酒を飲んでる間は楽
しいし、全能感がまし、偉そうになったり攻撃的になったりするわけです。

 

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お酒がストレスの原因

つまり、お酒を飲みすぎるからこそお酒がないときにストレスを感じ、お酒で解消してる状態。自分で
火をつけ、消化し、喜んでいるようなもんです。マッチポンプですね。
それに対し、お酒を飲まなくなると、そういうイライラ自体がありません。なぜなら、依存状態から脱
していますからお酒を飲んでストレス発散したい、という気持ちもなくなりますし、そもそも情緒不安
定な状態がなくなります。
もちろん、生きていく上でストレスは発生します。しかし、きっぱりとお酒をやめてわかったんです
が、お酒なんか飲まなくてもストレスは消えていきます。信じられないかもしれませんが、本当です。
世の中を見渡すと、お酒など飲まずにストレスを解消したりうまく生きている人のほうが圧倒的に多い
んです。お酒に逃げている人ほど、常にイライラしてるんですね。

 

酒で病気になると、ぽっくり死なない

お酒好きな人と話しているとよくこんなセリフを聞きます。
「お酒のない人生なんて退屈や!そんなんで長生きしても楽しくない。好きなだけ飲んでぽっくり死ね
たらそれでええんや!」
これに近いことを思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、残念ながらお酒が原因の病気で
ぽっくりいくのは結構難しいんです。

 

お酒が原因と思われる病気の一例

まず、ストレスが常にたまっていますからイライラして生きづらい日々です。さらにストレス性の胃炎
や胃潰瘍は苦しいだけでぽっくりは死にません。痛風もそうですね。痛いだけです。
さらに胃ガンなどの病気もすぐには死にません。僕は漁師町育ちなんですが、お酒とタバコが原因でガ
ンになってるおじさんたちがたくさんいます。僕が子供のころはかっぷくもよくていかつかった漁師の
おじさんたち。それが今ではガリガリに痩せこけ歩くのも辛そうで、実年齢より10歳はふけて見えま

す。聞くとガンや内臓疾患が原因で食うに食えず、お酒も飲みたいけどまともに飲めず、薬を飲みなが
ら生きているんです。
脳卒中などで突然倒れることはありますが、ぽっくりとは死なず、お酒はもちろん、好きな食べ物や身 体を動かすことすら我慢し、究極に退屈だけど死ぬに死ねず、弱々しく生きていかないといけません​。

 

お酒と人間関係

お酒はコミュニケーションを円滑にする、それは事実です。お酒を飲むことで心のガードが下がり、 ぐっと距離が近くなることはあります。ですが、これもあくまで適度に飲める前提です。​つい飲みすぎ て自己嫌悪になる人の多くは、飲みすぎて暴言を吐いたり、いらぬ言動で相手を傷つけています​。
職場やLINEなどで
「昨日は飲みすぎて変なこと言ってごめんね!」
と謝ってくる人はいないでしょうか?もしくはあなたがその立場ではないでしょうか?謝らないと不安 で仕方がない、なんて経験はないですか?(僕はめちゃくちゃあります…)
相手は「いいよいいよ、また飲もうね」なんて言ってくれ、とりあえずは安心するかもしれません。し かし、本当はこころの中で​「あいつの飲み方、最悪だわ。あんま関わりたくない」​と思っています。残 念ですが、そんなもんです。

 

お酒がないと付き合えない関係性ってどうなの?

お酒というツールがないとまともにコミュニケーションがとれない、これは非常に危険な状態と言えま
す。異常に酒を飲みハイテンションになったりなれなれしい人に限って、シラフだとおとなしい人って
多いんです。そういうコミュニケーションのとり方しかできない関係性に価値はあるんでしょうか?
というか、相手としては「この人、お酒の席とシラフで全然態度違うやん」となり、結局は信頼関係は
生まれませんよね。お酒に頼るのはやめませんか?
お酒をやめると確実に友達は減る 「飲み友達に悪いし、お酒をやめると友達がいなくなるかも…」
そんな不安を抱く人がいます。ここははっきりさせておきたいんですが、​お酒をやめると友達は確実に 減ります​。いわゆる飲み友達というのは、お酒が仲介役ですから、それがなくなれば自然とつながりが 薄くなります。もっと言えば、「飲んだ状態のあなた」にしか興味がありませんから、シラフでおとな しいあなたと飲みたいとも思わないでしょう。(後述しますが、お酒をやめた相手に対して嫌悪感を抱 く人は多いんです)
飲んだ状態のあなたにしか興味がない人とのつながり、お酒に飲まれて自己嫌悪に苦しむ人生、そんな
ものは捨ててしまえばいいんじゃないでしょうか?

 

お酒がなくても楽しめる友達が真の友達

お酒をやめ、僕自身も友達が減りました。というか、会う機会がなくなりました。飲みに誘われません
から。笑
先ほど書いたとおり、飲んだ状態の僕にしか興味がない人からすれば、​シラフの僕なんか用無し​です。 でもそれでいいと思ってます。僕も結局はその友達のことを「飲み友達」としか認識してなかったとい うことなんだろうな、と。
ただ、お酒をやめてからも付き合いが続いてる友達が数人居ます。(僕は烏龍茶しか飲みませんが)居
酒屋に一緒に行くこともありますし、ファミレスでお茶をすることもあります。一緒に釣りにいったり
もします。
結 局 、 ​ 人 間 関 係 と い う の は お 酒 の 有 無 で は な い ん で す 。​ そ う い う 道 具 が な く て も 繋 が れ る の が 本 当 の 友 達なんだろうなと感じています。だって、子供の頃はお酒もお金もなかったけど、一緒に居てしゃべる だけで楽しかったじゃないですか。

 

お酒を飲みすぎる人生はセーブ機能のないファミコン

不安やストレスを解消しようとお酒を飲むこと、ありますよね。年に数回であれば別にいいんですが、
お酒を飲みすぎるようになると、ほぼ毎日のようにそういう行為を繰り返すようになります。
9時〜17時 将来が不安だなぁ → 18時〜 考えすぎても仕方ない、酒でも飲もう! → 23時〜 まあなんとかなるか〜! Zzzz → 翌朝 ぐったりした目覚めと繰り返す不安 (ループ)
大げさに言えば、毎日こんな生活を繰り返すようになります。これ、何も解決してませんよね。多少は 悩んだり考えるんですが、​毎日お酒でリセットボタンを押してるぶつ切り状態​。まるでセーブ機能のな いファミコンみたいなもんです。明日はまた1面からスタートするんです。

 

お酒に飲まれる日々は1歩進んで2歩下がる状態

毎日1面からスタートする人生って、どう思いますか?冷静に考えて非常に恐ろしいなと思うんです。
特に30歳以降って、仕事や人生の方向性、勉強する姿勢など「生き方のクセ」みたいなものが固定化
してくる時期。そんな時期にこんな足踏みみたいな状態を続けていると、気がつけば取り残されること
は間違いありません。
人生において遊びや失敗、ときに立ち止まることも無駄ではありません。しかし、​お酒が原因でずっと 足踏み状態になり、結果的に後退していまうのはあまりに無駄ですし、取り返しがつかなくなります​。

そんな状態で「頑張ってるのに成果がでない。もっと頑張らなきゃ!!」なんてもがくのは、アクセル
とブレーキを同時に踏んでいるのと同じです。つまり、大量の飲酒とは人生の成長のブレーキなんで
す。

 

お酒をやめると連続的な視野・思考で建設的になれる

セーブ機能のないファミコン、と表現しましたが、お酒をやめるとセーブ機能が生きてきます。たとえ
ば今後の仕事の方向性に悩んでいる場合、お酒をやめると
9時〜17時 将来が不安だな。紙に書いだして整理しよう → 18時〜22時 本を読んで みよう → 23時〜 よし、希望が見えてきたぞ!続きは明日! Zzz → 翌朝 スッキリ目 覚め、続きから思考をスタート
こういうふうに、正のループが始まります。ぶつ切り状態ではなく、連続的な思考になるんです。その 結果、ちょっとずつちょっとずつ、0.1%ずつかもしれませんが進歩します。​お酒に逃げ、足踏みばか りしていた日々と比べ、1年もすれば大きな違いが生まれてきます​。

 

お酒がないと退屈?いやいや、お酒がない人生は楽しい!

お酒ばかり飲んでるころって、お酒がなくなると人生が退屈でつまらなくなるんじゃないかと思ってい
ました。でも、お酒がなくなってはっきりわかったことは、

「お酒がない人生って楽しい!」
ということです。お酒を飲まないので思考はいつまでもクリアで、仕事も非常に早く終わるようになり
ました。二日酔いももちろんありませんから、朝から全開です。その結果、妻や子供との時間もかなり
増えましたし、読書も楽しくて仕方ありません。お酒をやめて浮いたお金で旅行もいけます。
あんなに欲しがっていた自由時間がたくさん手に入るんです。
さあ、きっぱりやめる勇気を。
お酒そのものを否定する気はありませんし、うまく飲める人は飲めばいいでしょう。しかし、世の中で
起きるお酒が原因のトラブル・事件などを目にするたび、
「うまく付き合えないならきっぱりやめるべき」
と思ってしまいます。​タレントの不祥事や世の中のセクハラ・パワハラ事件など、お酒が絡むことが本 当に多い​ことに気が付き、
「あのまま飲み続けてたら僕自身がこういうトラブルを起こしたかも…」
と、背筋がヒヤッとすることもあります。(お酒が原因の殺人事件や暴力事件の多さには本当に驚きま
す)
お酒に対する認識、そして自分自身の心の状態を冷静に見つめ、キッパリやめてみてはどうですか?

 

第三章 お酒というストーカーから逃げろ!
– 行動と環境を変えよ –

ここまでお酒のメリットやデメリット、害悪などについて解説しました。当たり前なことも多かったか
もしれませんが、あらためて読んでみて、冷静に考え、
「お酒のない人生もいいんじゃないか?」
と思われる人も多いんじゃないでしょうか。しかししかし、実はマインドを変えるだけでは、なかなか
断酒が難しいのが日本のお酒事情。

 

日本はお酒大国?

外国人向けの日本ガイドブックにはこんな記述があるそうです。
「日本にはセブンイレブンなどのコンビニがたくさんあります。そこにはお酒が多数販売されています が、中には『ストロング』という、アルコール度数が9%もあるお酒が販売されています。​ジュースの ような見た目でカジュアルですが、非常に度数が高く気絶する場合もあります。危険な飲み物ですので 気をつけてください​」
日本のアルコール事情は外国からすると異質だそうです。なんとなくアメリカ人などの方がアホみたい
に酒を飲んでそうですが、そうでもありません。最近流行りの度数が高いお酒などは外人からすると驚
きのようです。
「日本のコンビニにあるお酒はドラッグよりタチが悪いけど、ドラッグよりカンタンに買える。​飲みす ぎるとバッドトリップ​だけどね」

なんて言ってるラッパーもいました。​ストロングゼロで絶望的な悪酔いを経験した人​なら、意味がわか るんじゃないでしょうか。苦笑

 

よく見るとお酒のポスターだらけ

もともと大酒飲みだった僕は、お酒をやめるまで気が付かなかったんですが、日本のいたるところにお
酒のポスターやチラシが溢れています。
印象的だったのは吉野家。牛丼を食べようとひさびさにお昼に入ったんです。すると一番目立つところ
に生中のポスター。期間限定メニューよりも目立つデカデカとしたポスターに、きれいなビールの写
真。有名女優がハイボールを誘ってきたり。
コンビニに入ってもお酒コーナーがとにかく大きく広いことに気が付きました。ジュースの横に当然の
ようにいろんなお酒が売ってます。そして購買をそそるようなパッケージデザインやネーミング、ポス
ターの数々。街なかを歩いていても、居酒屋の多いこと多いこと。とにかく日本はお酒の誘惑だらけで
す。
サブリミナル効果ってありますよね、まさにあれですよ。無意識のなかに刷り込まれまくりです。
※余談ですが、お酒のコマーシャルに有名タレントを起用しまくるのは、儲かるからです。だから必死
に売るんです。

 

誘惑に負けるのはあなたのせいじゃない

こんな状態では、ちょっと禁酒を頑張ったって誘惑に負けてしまいます。夏のビーチで水着ギャルやイ ケメン細マッチョがウロウロしてたら男も女もつい目が行きます。そして、その子たちが「一緒に遊び ましょう」と誘惑してくるわけです。そんな​甘い誘惑に負け、失敗し後悔し、自己嫌悪に陥るんです。 そして自暴自棄になりお酒の量が増える…悪循環ですね​。
でも、まず大切なのは​「誘惑に負けるあなたは悪くない」​という認識です。​自分を責めないでくださ い​。なぜなら、相手(お酒を売りたいメーカーやお店)はマーケティングや心理学、そのほかあらゆる 技術を駆使してあなたに酒を飲ませようとしているわけです。誘惑のプロ相手に勝つほうが難しい。
お酒の誘惑に負けない、たった1つの戦術
あなたを落とす気で待ち構えているお酒たち。そんな酒に負けない方法は一つしかありません。
「戦わないこと」​です。

誘惑というのは自分が当事者だから感じるものですね。
例えば、車のセールスマンがあの手この手で売り込んでくる場合、あなたがちょっとでも「車欲しい
なぁ」なんて思ってたら、そのセールストーク(誘惑)に負ける可能性が出てきます。しかし、あなた
が全く車を欲してない、または免許すら持っていない場合、負けることはありません。というか、興味
がありませんから勝ち負けの土俵に上がることすらありません。
つまり、​無関心になるまではお酒から逃げるべき​なんです。

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無関心になるまでお酒に近づいてはいけない

負けない方法は戦わないこと、という禅問答みたいなことを書いたわけですが、冗談ではありません。
先ほども書いたとおり、とにかく日本のいたるところにお酒の誘惑が溢れています。ですから、そうい
うところに近づかないことが何より大切です。
コンビニやスーパーのお酒売り場は通らない
老若男女問わず気軽に立ち寄るであろう場所、それはコンビニです。コンビニ業界のマーケティング力 は本当にエゲツないものです。チェーン系のスーパーもデータを元に、少しでも多くを買わせようとし ています。そんなコンビニやスーパーのお酒売り場は絶対に近づいてはいけません。​お酒に対する関心 がなくなれば全くなんともありませんが、断酒開始から数週間〜数カ月は本当に注意が必要​です。

 

飲み物は自動販売機で

コンビニで買うものといえば、飲み物、お弁当類、お菓子などですね。この中でも飲み物はお酒類の真
横にあります。最近のお酒はジュース類に似たパッケージも増えてますし、ノンアルコールの場合は同
じ棚に置いてたりします。コンビニに立ち寄った場合、お酒コーナーから離れたところに置いてある飲
み物をさっと選ぶか、もしくは自動販売機で買うようにしましょう。
冗談みたいですが、こういうちょっとした刷り込みを避けることが重要です。

 

断酒目的でノンアルコール飲料は飲まない

ノンアル系飲料が非常に増えています。最近では​透明なノンアルコールビール​が出ており、「職場でお 昼に気兼ねなく飲めるノンアルコール」などと宣伝されています。はっきりいって、そんなものを飲む ようになったら完全にアルコール中毒みたいなもんです。
「ノンアルコールなのにアル中?」と思うかもしれませんが、ノンアルコールはつまり、ビールの変わ りですよね。​職場でわざわざ“ビールっぽい飲み物”を飲みたいほどビールが好きって、ちょっと異常で す。
これは別に透明のノンアルビールに限りません。お酒をやめるために飲んでいるノンアルコールビール
は、結局は本物のアルコールへの依存度を高めます。

片思いの異性の写真を毎日眺めているようなもんです​よ。そんなことをしているうちは無関心にはなれ ません。ちょっとしたきっかけで本物が欲しくなるんです。
ノンアルコール飲料を飲む場面としては、(お酒に無関心になれた状態で)飲み会などに参加したとき
に軽く付き合いで飲む程度でいいでしょう。間違っても「お酒の代わりに晩酌」とかしないでくださ
い。添加物まみれなうえに、ビールメーカーの思うツボです。

 

プレーンな炭酸水がオススメ

お酒をやめたあとに飲むのであればプレーンな炭酸水がオススメです。お茶もオススメですが、炭酸水
であれば水と炭酸いがいは入ってないので身体にもいいですし。レモン風味なども悪くはないのです
が、断酒直後だとレモンサワーのような錯覚から、お酒が飲みたくなる可能性があるのでご注意くださ
い。

 

飲み会は断る

お酒をやめるにあたり、一番悩むのは人付き合いではないでしょうか。いままでしょっちゅう飲み会に
参加し、居酒屋に行っていた身としては誘いを断りにくいものです。
「ノンアルコールで頑張るぞ」

と居酒屋にいった人のうち、何割くらいが戦死するのでしょうか。僕の統計では7割以上はお酒の誘惑 や周りのガヤにまけ、飲まされたりします。
物事にはトレードオフというものがあります。お酒をやめようと本気で思うなら、飲み会は断りましょ
う。

 

お酒を飲む人間はやめた人間に嫉妬する

お酒を飲む人の中には、どこか後ろめたさをもった人が意外といます。お酒やめたいな〜と思いつつも
やめられないような人々です。こういう人はお酒をやめた人に対し
「1杯くらいいいじゃん、飲みなよ」 「付き合い悪いな〜」 「おもんないわー」
「ノリ悪ッ」
と悪態をつきます。これはある意味で嫉妬でありヤキモチみたいなもんです。

学生時代、悪い友達やヤンキーグループから抜け出すのが難しいのに似ているのではないでしょうか。
あなただけが“良い方向”に進みだした事に対し嫉妬し、あの手この手で”悪い方向”に引きずり戻そうとし ている​んです。
僕自身お酒をやめ、本当にそういう「沼の中の人」が多くて驚きます。お酒沼に引きずりこまれないよ
うに気をつけましょう。

 

お酒というストーカーから逃げよう

このように、日本のあらゆるところにお酒の誘惑があります。人間関係にまで影響を及ぼしますから、
本当に逃げるのが難しいですね。ですが、このストーカー状態のお酒から逃げないことには断酒は難し
いのも事実。
「逃げきるぞ」という意思決定を、あなた自身がしっかりしなければいけません​。あなたのボスはあな た自身なんです。
お酒の誘惑、という幻影
逃げきって無関心になるとわかるんですが、「お酒が誘惑してくる…」という考え自体が幻影だったこ とに気が付きます。つまり、お酒が追いかけてくる、誘惑してくる、その原因は自分の中にあるんです ね。ただ、メーカーや販売側はなんとしてでも買わせようとしていますから、誘惑に引っかかってしま うこと自体はあなたのせいではありません。

たとえが正確かわかりませんが、まるで思春期のころのエロ本と同じです。あのころはコンビニや本屋
でエロ本やグラビアばかり目に付き、ウズウズしてたのに、30も過ぎておっさんに近づくと、エロ本
のことなんかなんとも思ってないことに気が付きます。確実に今のほうが表紙は過激になってるはずな
んですが、もはや興味がありませんし、むしろ「子供に害悪だから撤去してくれ」って思うくらいで
す。
無関心になってしまえば誘惑すら幻影になるんです。

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まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。
ご覧頂いたとおり、お酒をやめるための即効性のある方法はありません。というか僕は知りません。僕
の断酒にとって、以下の点が重要でした。
1 お酒に対する楽観をやめる 2 お酒の害(脳へのダメージなど)を冷静に理解する 3 自分だけは大丈夫、なんて思わない 4 お酒がなくても友達はできる 5 お酒に頼っている自分を受け入れる 6 お酒がストレスの原因だと理解する 7 お酒によって停滞、あるいは後退していることを受け入れる 8 お酒をやめることで失うモノと得るモノのトレードオフを受け入れる 9 メーカーは「お酒を飲ませようとしている」という現実を受け入れる 10 お酒の誘惑という幻影を理解する
11 無関心になれば無敵
これらを心の底から理解し、受け入れることができると、高い確率できっぱりとお酒をやめることがで
きます。

な ぜ な ら 、 ​ ど う 考 え て も お 酒 を 飲 む メ リ ッ ト が な い ​ か ら で す 。 だ っ て 、 や​ め た い と 思 っ て も や め ら れ な いほどお酒に依存し飲みすぎることで健康を害し、ストレスの原因になり、はてには人間関係や人生を 壊すようなものをお金を払って摂取する必要があるんでしょうか?

 

さいごに

ここに書いたことは僕自身の経験がベースなので、反論や違和感のある点はあると思います。ですが、
お酒をやめようという気持ちをもってお読みいただければきっとご理解いただけると思い、まとめまし
た。
僕自身、この1年半弱、飲みたくなることはほぼありませんでした。仕事の失敗が重なったことで1回 だけ「飲みたいかも…」と思ったことはありますが、結局すぐにそういう気持ちは消えました。ここに 書いたようなことを冷静に考え直し、飲む必要がないと結論したからです。
【お酒をやめよう!お酒なんて嫌いだ!】
という強い意志なんてありません。ただただ、興味がなくなってしまったんです。お酒に対する“情熱” を冷まし、無関心になり、あらたな人生を始めましょう。

 

注意!

冒頭と同じことを書かせてもらいます。
ここに書いたことを理解した上で、「やめよう」と決意し、それでもやっぱりお酒をやめることができ ない場合、完全な(重度の)アルコール依存症かもしれません。ここにある情報を​「どこにでもある情 報だ。役に立たない」​と感じる場合も同様です。なぜなら、お酒に限らず、何か好きなことをやめるた めの考え方は普遍的な部分が大きいからです。そういう普遍的な情報を「ありきたりだ」と感じる時点 で、​高依存状態の可能性​があります。
重度の依存症というのは、マインドがどうとか一人でどうにかなるものではありません。​すでに脳など に障害がある場合だってあります。ですから、そういう場合は悩まずにすぐに病院などしかるべきに場 所に行くべきです。取り返しのつかないことになる前に、行動しましょう。

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