#NALP
断酒宣言はこちら≫
断酒コミュニティ≫

アルコール依存症は自分のせいだし自己責任…なんて思わなくていい。

アルコール依存症は自分のせいだし自己責任…なんて思わなくていい。
The following two tabs change content below.
ナルプのテンチョー
散々お酒で失敗してたけど2017年3月に断酒!そして2018年秋から【"お酒のない人生"を楽しむ雑貨店 NALP】をオープン♪店名はナルプ。断酒手帳などなど発売中! 目標は【楽しみながらお酒をやめる】という文化を作ること。 2019年からツイッターはじめました〜

アルコール依存症やそれに類する症状(お酒をやめられない)で悩んでる人の話を聞くと、

「お酒をやめられないのは自分が悪い」

「自己責任ですよね、自分が情けないです…」

という感じで自分を責めてる人がいます。そしてそんな人に対して

「依存症になるまでお酒を飲んだのは自分でしょ。そりゃ自己責任だよ」

なんてことを言う人もいます。確かに正論かもしれませんが、僕はあえて声を大にして言いたいんですよね。

「アルコール依存症になったのはあなたのせいじゃないから、そんなことは気にしなくていいですよ〜」

って。

 

アルコール依存症になったのは自分が悪い…という自己責任論の無意味さ

依存症は自己責任、確かにこれって反論のしようのない、完璧な正論なように思えますよね。

手足を縛られお酒を無理やり飲まされたわけでもないでしょうし、生まれつき依存症ってわけでもありません。(体質的に依存症になりやすい体で生まれたとしても)あくまでお酒を口に運ぶのは自分の手ですもんね。

アルコール依存症の自己責任論。ん〜、論破できまんわ、コレ。ど正論。

でもね、これって意味があるのかなって思うんですよ。僕自身、依存症だったからこそ思うんですが、

「そんなこと言われたってどうしょうもないやん…」

っていう。だって、正論でコンコンと説教されたり否定されたって依存症は治りませんよ。むしろ回復したいと思って苦しんでる段階で自己嫌悪も含め、さんざん「俺はダメな人間だ。全部オレのせいだ…」って自分を責めてますよね。そんな人に自己責任論を説いても意味はないんじゃないでしょうか?

 

人のせいにしないことは大切だけど、自己責任論で自分を責めすぎる必要もない

僕はなにも、誰かのせいにすればイイ!という、他責OKって意味で言ってるわけではありません。

確かに自分の意思でお酒を飲み、結果として依存症になったわけですし。ただ、何度も言うように、依存症に悩み苦しんでる当事者はそんなこと重々承知です。どれだけ自分を責めてもやめられず、更に自己嫌悪が増えて酒量も増えるんですよね。

そして周りからも叱責されたり白い目で見られ、どんどん孤立していきます。被害妄想的な面も含め、依存症者はすでに自己責任論に押しつぶされ、孤立してるんです。

だからこそ、もう自己責任論とかは気にしないようにしましょう、と言いたい。

 

回復には自己責任うんぬんよりも仲間との分かち合い・共感が重要

アルコール依存症って、極端な言い方をすれば道端でうんこを踏むようなもんです。つまり、運が悪かったという側面もありますし、誰もがなりうる病気です。

うんこなんて言うと怒られそうですが、当事者自身はとりあえずはその程度に捉えてしまえばいいんじゃないでしょうか?そのうえで、足の裏についたうんこをきれいにすること、そしてうんこを踏まないように歩く方法を身につければいいんじゃないですかね。

依存症回復で一番大切なものって仲間なんですよね。痛みを分かち合えたり、共感し合える仲間。そういう人たちと繋がれるだけで、ずいぶんと回復の確率は上がるんです。

 

依存症において孤立こそ最大に敵

仲間が大切、と書きましたが、逆に言うと孤立が最大の敵といえます。

お酒に限らず、依存症って孤立がキッカケでハマっていくパターンが多いんです。たとえば内向的でシャイな人(そしてどこかネガティブな人)が友達を作るために無理にお酒を飲んだりしますよね。そうやって

「お酒があれば人付き合いがうまくできる」

という、社交的な自分に変身します。そうすることで友達もふえ寂しさや孤立感が和らぐ。そういう成功体験が元でどんどんアルコールにハマってしまう。

でもそんな偽物な自分で作った友達なんて、結局は薄っぺらい繋がりでしかなく、浅く広い人間関係が余計に精神的な負担になるんです。もともと内向的な人ですから。それをお酒でなんとかしようとし、どんどんハマる。

結局最終的にはお酒そのものに依存し、友達とも合わなくなり、引きこもって酒を飲むようになったり…。

 

自分をせめて閉じこもるより、同じ痛みを知る仲間と分かち合いましょう

自己責任という言葉は本当に便利です。でも、そんな言葉で自分を攻め続け、どんどん孤立してしまうと依存症からの回復は不可能です。

かと言って、依存症の痛みを知らない人に悩みを打ち明けたところで、異口同音に自己責任論を押し付けられるもんです。

だからこそ、同じ悩みをもつ仲間と繋がり、痛みを分かち合うべきです。ただし、これは傷をなめ合うみたいな意味ではなく、あくまで素直な気持ちを打ち明けつつ、回復に向け前向きに歩もう、って意味です。

 

最後に

真面目な人ほど自己責任論の沼にハマってしまいます。

そして(依存症ではない人で)アドバイスをしてくれる人も真面目な人が多いですから、悪意なんてまったくなく、でも結局は自己責任という結論ありきでのアドバイスをくれます。

自己責任はもう分かってるって!!!!!!

自己責任もうええねん!!!!!

って、なりますよね〜。僕は完全にそういうタイプでした。言われるほどに硬直化してしまってました。

でも、同じ悩みを持つ仲間と腹をわって話すことで

「よし、真剣に断酒に取り組もう」

という気持ちに心から切り替わることができ、2017年3月から断酒を続けています。(それまでは3日と続かなかったのに、本当に不思議です)

 

そんなわけで、僕はオンラインの断酒コミュニティ作りを目指してるんです。

アルコール依存症の特徴カテゴリの最新記事