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アルコール依存症の特徴(2)医者や家族に飲酒量を聞かれ誤魔化す

アルコール依存症の特徴(2)医者や家族に飲酒量を聞かれ誤魔化す

アルコール依存症の症状というのは「風邪を引いて咳が止まらない」というような明確なサインがありません。(内臓の数値が悪い=アルコール依存症ではありません)

アルコール依存症の厄介なところは、明確な症状が表面化しないまま、徐々に進行すること。まともに生活できないほどの状況になり、やっと表面化したころにはかなり深刻です。

ではアルコール依存症を見極めるためのサインはないのか?そのあたりについて書いてみます。

 

アルコール依存症者の特徴:【医者や家族などに飲酒量を聞かれごまかす

病院にいくと問診票に記入しなければいけません。その中の項目に

【毎日のように摂取しているものはありますか?また量はどのくらいですか?(お酒やコーヒーなど)】

みたいな項目ってありますよね。これ、例えばたまにお酒を飲む程度の人だったら特に気になりません。

でも、アルコール依存症だったり、それに近い状況(飲み過ぎて失敗しがちな人)は飲酒量を尋ねられ、ごまかす傾向にあります。

本当は毎日缶ビールを3本も4本も飲んでるのに

「ビールを1日一本くらい」

と書いたり。飲酒量を心配してる家族や友人から聞かれても少なく答えたり、「関係ないだろ!」と逆ギレしたりします。

 

アルコール依存症をカンタンに言うと、飲酒量をコントロールできず他人に迷惑をかけ、それでもやめられない人といえます。

【10秒診断】臨床心理士が使うカンタンなアルコール依存症チェック法

 

飲酒に対する後ろめたさがある

お酒を飲んだ翌日はいつもぐったり。二日酔いがひどく仕事にならず、会社や取引先に迷惑をかけている。でもお酒を減らせない…。

そういう人はアルコール依存症の可能性をはらんでいます。(その時点では大丈夫でも将来的に依存症になる可能性が高い)

お酒を減らすかやめるべきだ、と思いつつ減らせないということは、言い換えると飲酒行為に後ろめたさがある状態です。そのため、飲酒量を聞かれるとつい少なく言ってしまうんですね。喫煙者がタバコの本数を少なく申告したり、借金を抱えてる人が負債額を少なくいう感じと似てます。

 

アルコール問題は「認めること」が出発点

アルコール依存症は否認の病気、と言われています。自分がアルコール依存症はない証拠を探そうとしたり、もっと症状のひどい人を引き合いにだし、認めないんです。

その一環として飲酒量を少なく申告する、というわけです。もしたくさん飲んでることを言って

「アルコール依存症かもしれませんよ」

なんて言われたくないですからね。しかし、そうやってウソをついて目をそむけていては回復への道は閉ざされたままですし、どんどん悪化していきます。その結果、表面化したころには取り返しがつかないほど深刻な状況に追い込まれるんです。

自分の状況を客観的にみて認めること、これが何より大切ということです。

 

最後に

飲酒量を少なく言う人は全員がアルコール依存症というわけではありません。ただ、少なく申告するということは、やっぱり心のどこかで飲みすぎてることへの後ろめたさや罪悪感がある状態。

もし自分の飲み方に問題を感じてる場合は、少しでも早く冷静に見つめ直し、回復のための行動に移しましょう。

 

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