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禁酒あるある:アルコール依存症(アル中)気味の人が断酒し必ずいう2つのコト

禁酒あるある:アルコール依存症(アル中)気味の人が断酒し必ずいう2つのコト
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ナルプのテンチョー
散々お酒で失敗してたけど2017年3月に断酒!そして2018年秋から【"お酒のない人生"を楽しむ雑貨店 NALP】をオープン♪店名はナルプ。断酒手帳などなど発売中! 目標は【楽しみながらお酒をやめる】という文化を作ること。 2019年からツイッターはじめました〜

断酒してからもうすぐ2年が過ぎ3年目に突入します。断酒がうまく行けばいくほど、危険な気持ちが芽生えてくるんですよね。

「あれ、俺ってもしかして今ならうまくお酒と付き合えるんじゃない?」

そしてスリップ(再飲酒)する人はとても多いですし、僕だって他人事じゃありません。そうならないためにこういうブログを書いたり、断酒前の気持ちを思い出すようにしてます。

で、つい先日、同時期にお酒をやめた、毎週のように一緒に泥酔してた友達とご飯にいき、あらためて断酒前の地獄を思い出したりしてたんです。

そこで「お酒をやめた人間がいう2つのコト」という話題になったんです。

 

酒を飲んでいたころのことを思い出させてくれる繋がりは貴重

冒頭でも書いたとおり、お酒をやめて年数が経つほどに自分の自制心を過剰に信じてしまいそうになります。今なら節酒できるかも、とか、お酒とうまく付き合えるかも、って。

でもそんな簡単にクリアできるわけないんですよね。だって過去にも数日お酒をやめて、再飲酒の初日くらいは節酒できても、次の日からはダイエットのリバウンドのごとく、酒量は1.5倍。

そんな経験を一緒にしてきた(そして一緒に酒をやめた)友達と焼き肉に行ったんです。もちろんお互い烏龍茶やジンジャーエールしか飲まず、

「酒やめてほんまよかったよな〜!!人生最高!」

みたいな話をしてました。それと同時に、「あの頃は本当にひどかったよな」という話も。

つくづく思いますが、断酒期間が長くなるほど、こういう気持ちを分かち合えるつながりって超貴重です。だって、酒をやめてない友達には「断酒最高!」とか言っても通じませんし、険悪になります。笑

※そういう人同士が集まる隠れ家的な断酒コミュニティも作り始めてますからよかったらこちらご覧ください

 

ほぼアル中だったのにお酒をやめた人間が言う2つのコト

そんな元アル中クズ野郎(笑)2人の焼き肉会で話題に出したのがこの本。

信田さよ子先生のこの本、(興味深いって意味で)すごく面白いんですよ。臨床心理士でカウンセリングなんかもされてる信田先生の体験談を元に書かれてるんですが、その中で

「私はアルコール依存症の人に惹かれる。不謹慎かもしれないが、魅力を感じてしまうんです」
というニュアンスの記述がありました。その理由がまた面白い。

アルコール依存症から立ち直った人(厳密には、断酒がある程度の期間続いている人)は、ほぼ確実にこんなことを言うんだそうです。

 

【禁酒あるある】断酒した人が言うコト その1「あの頃は狂っていた」

酒に溺れ、ひたすらお酒のために生きていたようなアル中時代を振り返り、シラフの患者さんは確実にこんなことを言うんです。

「あのころは狂っていた。お酒という悪魔に取り憑かれていた」

お酒を飲むことが人生の目的となり、どんなミスや悪いできごと、そして良いできごともすべてお酒に結びつけてたんです。

「今日は仕事でミスって凹んだ。酒でも飲まないとやってられない」

「ああ、財布落としちゃった。運悪いしお酒でも飲んでスカッとしよ!」

「映画のレアなチケットゲット!!こんなめでたい日は飲もう!」

てな具合に、とにかくすべての落とし所がお酒。そんな過去の自分をシラフの自分が振り返ったとき

「狂っていた…」

と言うんです。これ、僕もめちゃくちゃ言ってました。笑

信田先生はこういう患者さんを見て

「私はなにかに『狂った』と感じたことなんてない。そんな強い感情がうらやましい」(←筆者意訳)

というふうに感じるんだそうです。

 

【禁酒あるある】断酒した人が言うコト その2「私は生まれ変わった」

そしてもう一つ、確実に言うのがこのセリフ。

「お酒をやめて自分は本当に生まれ変わった。人生が変わった」

これ、断酒を数ヶ月続けると本当に心から思うんですよね。物事に対する考え方もガラッとかわりますし、心に余裕もできます。時間もお金も余裕がある。

特に、離脱症状のような期間をすぎるとパッと視界が明るくなるんです。そして僕も妻に

「本当に生まれ変わったような気分。30すぎてこんな気持になるとは思わなかった!」

と熱弁してました。

信田先生はこういう患者をみて

「とてもうらやましいと思うんです。だって、人生に2回も誕生日があるなんて、そんな経験は普通はできないでしょう」(←筆者意訳)

実際、断酒の会では自分の断酒記念日を誕生日のように祝ったりするそうです。

 

人生は前にしか進まないからこそ、断酒をポジティブに捉えられるようになりたい

僕は33歳のときにお酒をやめました。それまでの5年間ほどを振り返ると、本当に狂っていたなあと思います。

フリーランスとして28歳で独立し、33歳まで酒浸り。ジェットコースターのようなフリーランス生活を送っていたんですよね。テンションの上がり下がりもひどかったですし、仕事の浮き沈みもとにかく激しかった。

それはすべて「独立ってこんなもんでしょ」とうそぶきながら酒で紛らわしたり、祝杯として酒に溺れていました。

でも今思えば、とにかく無駄なことをしていたと自覚しています。お酒が原因で浮き沈みの余計激しくなっていたことは間違いない。

ただ、過去をせめても辛いだけですし、人生は前にしか進みません。

過去は変更できませんが、今は自分次第でどうにかできるはず。そういう気持ちをもって断酒に取り組み、本当に生まれ変わったように人生がかわりました。

断酒って不安やさみしい気持ちもあるとは思うんですが、あきらかにポジティブな変化が多いんですよね。これからも断酒をポジティブなものとして捉えられるように工夫していきたいんです。そう思ってブログを書いたり本を作ったりコミュニティ立ち上げたりしてるんです。

 

【さいごに】断酒をしてもすぐに変化はありません

最後に一つだけ言っときたいのは、断酒は聖なるものでもないし打魔法の杖でもありません。断酒=ハッピー!断酒=人生変わる!というわけじゃないんです。

断酒をすることで気分が落ち込むこともあるし、断酒が原因で人間関係がこじれたり。

でも、それは大きな変化に伴う小さな痛み。断酒をしたって数ヶ月、もしかすると数年は良いことがないかもしれません。でも、長期的にみれば確実にいい方向に向かいますから、諦めないことが大切です。

アルコール依存症は不治の病。治らない病気だから断酒しかない。

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