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アルコール依存症は不治の病。治らない病気だから断酒しかない。

アルコール依存症は不治の病。治らない病気だから断酒しかない。
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ナルプのテンチョー
散々お酒で失敗してたけど2017年3月に断酒!そして2018年秋から【"お酒のない人生"を楽しむ雑貨店 NALP】をオープン♪店名はナルプ。断酒手帳などなど発売中! 目標は【楽しみながらお酒をやめる】という文化を作ること。 2019年からツイッターはじめました〜

11月から年末年始にかけ、アルコール依存症に関する勉強を集中的にしてきました。(もともと学もなく無知な人間なので、一回読んだりしただけじゃ消化しきれてません。苦笑)

まだまだ勉強中ではあるんですが、そんな中でも印象的だった【アルコール依存症は不治の病】というテーマについて。

 

アルコール依存症とはどんな病気か?

そもそもアルコール依存症ってどんな病気なのか?ってことなんですが、これはざっくり言えば

「自分の意志で飲酒量をコントロールできない状態」

のこと。

今日は一杯だけにしておこう、とか、明日は仕事も早いし飲まずに寝よう、なんて決めたはずなのに、ついつい飲んでしまう。しかもその飲み方も、一度飲みだすと歯止めが効かず泥酔。あげくに記憶を無くしたり周りに迷惑をかけたり。

こういうふうな状態になるとアルコール依存症と診断されます。ただし、アルコール依存症はウィルスなどの原因があるわけじゃなく、あくまで自己申告な面が大きいので、本人が認めないことには断定できません。

 

アルコール依存症は治らない、不治の病なんです

アルコール依存症と診断された場合、原則として「回復」という表現を使います。それはあくまでアルコールによるダメージから心身が回復するという意味。病気そのものが無くなるわけではないんです。

つまり、いくら時間がたっても、断酒期間が長くなっても

「はい、これでアルコール依存症は完治しました。今後はお酒は控えめに飲んでくださいね」

とはなりません。アルコール依存症は完治しない不治の病なんです。

 

アルコール依存症は精神病ではなく脳みその病気

アルコール依存症というと、意志が弱いとか心が病んでるというふうに思われがちです。うつ病などの精神病と同じような扱いを受けがち。でも実際は違います。アルコール依存症そのものは脳みその病気なんです。(なお、依存症とうつ病を併発する場合はとても多い)

以下に引用しますが、脳みそに対してアルコールが作用した結果、脳みそが依存症という病気になるんです。

アルコールはこの報酬系 ― なかでも報酬系において活躍するGABAという物質 ― に影響するとされている。GABAは抑制の役割を担っている。安心感、安堵感、安定感を作り出し、脳を過度の興奮から守る。アルコールにはGABA同様、興奮を抑える効果がある。 … 一般の人の場合は、脳からアルコール成分がなくなれば、GABAが正常に分泌され、興奮を抑える役割を果たす。しかし、アルコール依存症者の場合は、その切替がうまくいかず、脳がアルコールに頼るようになってしまう。 … アルコール成分があることに脳が慣れてしまい、それが欠ければ、興奮系に対する抑制が不十分になる。つまり、酒が切れているアルコール依存症者が感じる不安、苛立ち、恐怖などは、脳の興奮が抑えられなくなった結果なのである

出典:アルコール依存症に負けずに生きる: 経験者が語る病理の現実と回復への希望

こちらの本から引用しました。

かなり勉強になります、この本。

 

アルコール依存症になると、いくら断酒しても再飲酒で再び再発する

さきほど引用したとおり、アルコール摂取が原因で脳みそに障害をもつことになるんですが、これは何年、何十年断酒をしても、再飲酒してしまうと再びコントロールを失い、アルコール依存症が再発します。(再発、という表現が医学的に正しいのかわかりませんが、一般人的にわかりやすい表現として使ってます)

これ、なにか似てるなぁと思ったんです。

 

アルコール依存症とは後天性のアレルギーみたいなもの※1

子育てをしていると子供のアレルギーに悩まされる場面があります。さいわい我が家の子どもたちは食べ物のアレルギーはありませんが、ハウスダストと花粉のアレルギーが酷く、春先は苦労します。

食べ物アレルギーがある場合、一口でも食べてしまうと湿疹が出たり顔が真っ赤になったりします。蕎麦アレルギーなどは死に至るケースすらあります。

アレルギーというのは生まれつき持っているもの、つまり先天性の場合が多いですが、実は大人になってからアレルギーになる場合もあります。大人になって蕎麦を過剰に食べすぎて蕎麦アレルギーになったり。

アルコール依存症もそれに近いように思うんです。生まれつきアルコール依存症の人はいませんが、大人になって過剰にアルコール接種をした結果、二度と正常には受け入れられない病気になるわけですし。

※1あくまで僕個人が思うことであって、医学的な知見ではありません

 

食べ物アレルギーの対策はただ一つ、一生食べないこと。アルコール依存症も同じ

アレルギーを持っている場合、どうすればいいか?それはアレルギー物質を摂取しない。基本的にそれしかありません。

そしてアレルギーである以上、何年食べなくても、治るものではありませんよね。(治るアレルギーもあるかもしれませんが、一般的には一生アレルギー持ちのままです)

アルコール依存症になってしまった人は、その後の人生において一生断酒を続ける必要がある、ということです。断酒が数年続いて

「今ならうまく飲めるかも」

と口にしてしまい、すべて台無しになったという人の話は非常に多いです。僕の身近な人でも5年近く断酒したのに、一回の「ちょっと試しに…」からブレーキが効かなくなり、以前にもましてエゲツない飲み方をしてる人がいます。

 

こちらの本にもそのような話がでてきます。

アルコール依存症に治療方法はなし、だから断酒するしか道はなし

これから医学が発達し、もしかするとアルコール依存症を完治する技術や薬ができるかもしれません。でも、現時点ではアルコール依存症を完全に治し、ふたたび適度にお酒を飲めるようになる、という方法はありません。

適度に飲む、ということは不可能なのです。だから断酒しか道はなし、ということ。

 

だからこそ、断酒を楽しんだほうがいい

適度に飲むということが不可能なわけですし、もうアルコールへの未練なんか捨てるしかないんです。そして、あんまり深刻に考えず

「自分はアルコールに重度のアレルギーがあって飲んだら狂ってしまって最後は死ぬ。だから飲まない」

と割り切り、お酒のない人生を楽しむべきです。断酒したらわかりますが、お酒がなくたって人生は楽しいですよ。お酒の有無が人生の幸不幸をきめるんじゃなくて、おかれた状況に対してどのくらい前向きになれるかどうか、自分次第なんです。

 

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